お知らせ・イベントrecomend&news

2024年1月8日お知らせ

出水市で楽しむツルの観察ガイド

鹿児島県出水市、九州南部に位置するこの美しい町は、毎年冬になると特別な訪問者を迎えます。それは一万羽を越える優雅なツルたち。
今回は、この冬に旅行を計画している皆様に最適な、ツルとのふれあいを体験するための旅行ガイドをご紹介します。

一万羽の鶴が集まる圧巻の景色

一万羽の鶴が集まる圧巻の景色

出水市に訪れるツルの種類

毎年、冬になると、シベリアから、出水市の温暖な気候と豊かな自然を求めて、ツルたちが飛来します。ここで見られるのは、ナベツル、マナヅル、カナダツルなど、数種類の美しいツルです。彼らは通常、11月から翌年の3月までの間、この地を訪れます。

ナベツル

出水に一番多く渡来するツルです。首から下の胴体が、鍋の底をついた煤のように黒い色なので「鍋鶴(ナベツル)」と名づけられたと言われています。夏季に、中国東北部やロシアとの国境のアムール川流域で繁殖した後、冬季になると朝鮮半島を経て、出水平野に越冬のために渡ってきます。出水平野に飛来するツルとしては、一番多い種類であり、全個体の8から9割が出水平野に飛来すると言われています。
 
ナベツル

ナベツルの姿

マナヅル

真鶴(マナヅル)は、「本当のツル」という意味と言われています。ナベツルと同様に、中国東北部やロシアとの国境のアムール川流域で繁殖した後、冬季になると出水平野に渡ってきます。
灰色の胴体と、目の周囲が赤く、その周りが黒いのが特徴です。ナベツルよりも早く、2月頃に出水平野から繁殖地に帰っていきます。
 
ナベツル

マナヅルの姿

カナダツル

カナダツルは、生息数が世界で一番多いツルであり、北アメリカとシベリア北東部に生息しており、冬季になると、主にアメリカの南西部に渡ります。日本で観察されるのは、稀ですが、出水にも、毎年数羽が渡来します。体全体が濃い灰色で覆われていて、頭頂部には、とてもかわいい赤色のハートマークがあり、頬が白く、暗色のくちばしが特徴です。
 
カナダツル

カナダツルの姿

ツルの生活

ツルの夫婦愛

ツルは夫婦愛に満ちた鳥としても知られています。彼らは、一度ペアになると、互いに深い絆で結ばれて、生涯を共にします。一緒に飛行し、食事をし、そして一緒にダンスを踊ります。このダンスは、ペアの絆を深める重要な役割を果たしていると考えられています。この夫婦関係は、どちらかの連れ合いが死ぬまで続きます。

ツルの家族

ツルの家族は、夫婦と子供一、二羽によって構成される核家族です。夫婦は、一年に一度、繁殖期になると巣を作り、卵を産み、子育てをします。夫婦はその夏に繁殖地でかえった雛を連れて越冬地に渡って来ます。そして翌年の春、また新しい繁殖活動に入るまでの約10ヶ月の間、一つの家族で暮らします。毎年連れてくる子供の顔ぶれは違いますが、夫婦はいつも同じペアです。出水平野では、ツルの家族の生活を観察することができ、特にヒナがいる家族は、観察者にとって大きな魅力となります。
 
ツルの家族

ツルの家族

ツルはなぜ渡る

出水市に訪れるツルの多くは、シベリアや中国東北部の繁殖地から長い距離を飛行し、日本の出水平野などの温暖な地域に越冬のために渡ってきます。この渡りは、食料の豊富な場所を求めたり、繁殖に適した環境を探したりするために行われます。また、寒い地域から温暖な地域へ移動することで、厳しい冬を乗り越えることができます。
 
ナベツルの繁殖地と渡り飛行

ナベツルの繁殖地と渡り飛行

ツルの餌

ツルの主な食事は、稲穂、小魚、昆虫などです。出水平野では、ツルたちが田んぼで食事をする様子を観察することができます。この地方では、稲刈りの後、耕さずに放っておくと、刈った株からまた萌芽して実をつけることがよくあります。この二番穂をツルたちがついばみます。

人口の餌

出水市では、ツルの保護と自然環境の保全のために、人口餌の提供も行っています。これは、ツルが食料不足に陥らないようにするため、また、農作物への被害を防ぐために行われています。このような取り組みは、ツルの生存にとって重要な役割を果たしています。

観察スポットの紹介

出水市には、ツルを間近で観察できるスポットが数多くあります。最も有名なのは、市の中心部にある「出水市ツル観察センター」。ここからは、ツルたちが群れで飛ぶ壮大な光景を眺めることができます。また、市内には他にも複数の観察スポットがあり、どれもアクセスしやすい場所に位置しています。

出水市ツル観察センター

間近でツルの生態を見ることができる施設です。目の前に広がる出水平野に舞うツルの姿・表情・声が大自然の感動を誘います。

  • TEL: 0996-85-5151(開所期間)、開所期間外: 0996-63-2111(出水市役所)
  • 休館日: 開所期間中無休(開所期間: 11月1日~3月第2日曜日)
  • 住所: 出水市荘2478-4
  • 料金: 大人220円、小・中学生110円

出水市ツル博物館 クレインパークいずみ

出水市に渡来するツルだけでなく世界のツルについて学ぶことができる博物館です。

  • TEL: 0996-63-8915
  • 休館日: 4月~10月は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)11月~3月は無休
  • 住所: 出水市文化町1000
  • 料金: 大人330円、高校・大学生220円、小・中学生110円

出水市ツル観察センターの情報

ツル観察センターは、冬のツルの渡来時にだけ開く人気スポットです。建物の2階フロアーからは、大自然の中で美しく舞うツルを間近で見ることができ、その大パノラマが目玉です。ツルに関する情報を提供するパネルやビデオも見どころの一つ。まるでツルの図鑑のようなこの場所は、出水の冬の観光名所として賑わいます。
 
出水市ツル観察センター

出水市ツル観察センター

 

ツルの写真撮影ガイド

ツルの美しい姿を写真に収めたい方には、早朝や夕暮れ時が最適です。この時間帯は、ツルたちが活動的で、美しい光の中での撮影に最適です。ただし、ツルの生態を尊重し、静かに行動することが大切です。

デジカメやスマートフォンでツルを撮影する際のポイント

  1. 安定した撮影:手ぶれを避けるために、デジカメやスマートフォン用の三脚を使う。
  2. 連写モードの利用:連写モードを使って、動きの速い鳥の一瞬のポーズを捉える。
  3. ズームの使い方に注意:スマートフォンの場合は、ズームは画質を劣化させるので、できるだけ被写体に近付くか、スマートフォン用の外付け望遠レンズを使用する。
  4. 光の活用:自然光を最大限に活用し、明るい時間帯に撮影する。逆光を避け、光源が被写体の背後に来ないようにする。

 
スマホ撮影のコツ

デジカメやスマートフォン用の三脚がおすすめ

地域とツルの関係

出水市では、ツルは単なる動物ではなく、文化の一部として重んじられています。 出水市は、「ツルと共存するまちづくり」を目指しているため、例えば、夏祭りの名称も「鶴翔祭」となっています。出水市の夏祭り「鶴翔祭」は、毎年、7月下旬に2日間にわたって盛大に行われます。
 
出水市鶴翔祭

出水市の夏祭り「鶴翔祭」(7月下旬)

ツルの保護活動

出水市では、ツルの保護と環境保全に力を入れています。そこで、ボランティア活動に参加したり、地元の保護団体への寄付も可能です。このような活動に参加することで、ツルたちへの理解を深めるとともに、彼らの生息地を守る助けとなります。
 
鶴と生きる

鶴と生きる

おすすめの宿泊先

熊本県水俣市・湯の児温泉「海と夕やけ」は、出水市ツル観察センターから車で約40~50分の場所に位置しています。熊本から新幹線で約25分、新水俣駅からタクシーで約15分と便利な立地です。

地元の海鮮や野菜を使用した創作バイキングが人気。日本名湯100選の源泉かけ流し温泉や日本夕陽百選に選ばれた絶景も楽しめます。当ホテルは、シニアの方々から高い評価を受けており、優れた食事と温かいおもてなしで知られています。
出水市での観光の折は、「湯の児温泉 海と夕やけ」の温泉とお食事をお楽しみください。

出水市へのアクセス

出水市は鹿児島中央駅から電車で約1時間。市内はバスやタクシーを利用して簡単に移動できます。
※詳しくは、出水ナビのホームページをご確認ください。
https://www.izumi-navi.jp/access/

まとめ

出水市は、ツルをはじめとする自然の美しさを存分に楽しめる場所です。この冬、思い出に残る旅を計画中の皆さまにとって、思い出深い旅行となること間違いなしです。この記事が皆さまの旅行計画の助けとなれば幸いです。なお、出水市商工観光部商工観光課のウェブサイトには、更に多くの情報があります。是非チェックしてみてください。

【お問い合わせ先】
出水市商工観光部商工観光課
☎ 0996-63-2111 FAX 0996-63-1331
https://www.izumi-navi.jp/

出水市ツル観察センター
☎ 0996-85-5151
https://www.izumi-navi.jp/spots/detail/1

出水市ツル博物館 クレインパークいずみ
☎ 0996-63-8915
https://www.city.kagoshima-izumi.lg.jp/cranepark/

記事一覧に戻る

お電話でのご予約・
各種お問い合わせはこちらから

0966-62-6262

宿泊プランから検索